私を楽しむ日記

家族を楽しみたい 暮らしを楽しみたい 家族と私の日記

コンプレックスについて。私の胸のうち。

1月もあとちょっとで終わり。

この1ケ月は本当に早かった。

そして、前厄だからなの⁈というほど、色々なことがありました。

①年明け早々、次男発熱→当番医にて2時間待ち

②夫インフルエンザにかかる

③夫と喧嘩

④長男、無熱性けいれんにて救急車に乗る。そのまま入院

⑤長男退院後、次男発熱。自分も体調不良。

仕事、ほぼ10日休み(公休含む)

 

でも、良いこともありました。

長男の入院騒動で、家族の中が一気に元どおりになりました。(ほぼ冷戦状態だった私と夫)一致団結というか、助け合いというか。お互いに仕事の休みを取り、交代で長男の病院に寝泊まりして。以前の長男の入院の時は、私一人でずっと寝泊まり(仕事をしていない時)だったから、今回は楽でした。長男が家族の仲を取り持つべくして、こういう状況になっているのかな…と思うほどの出来事でした。

 

ゆっくり子どもたちとも夫とも過ごすのは本当に久しぶりでした。これが我が家の転換期になったような気がしています。

 

 

さて、今回も先月に引き続きコラムを応募してみました。

 

コンプレックスについて。

私のコンプレックスは、いろいろあるけれど、まず出てきたのは顔。容姿についてでした。

 

 

 

*****

 

可愛いと人から言われたことがあるのは、赤ちゃんや小さい時だけだったのでしょうか。
自分の顔は好きじゃないと思っていた10代。
好きなものにとことんハマる方で、同じくお菓子ばかり食べていましたね。
(それは今でも変わらない)
今思えば、とにかく成績を落とさない、横道に逸れない、先生の言うことちゃんと聞く、母に褒められたい、人に好かれたいなど、基準が他人にあったから、顔はニキビだらけで治る様子が全くない泣。
短大に入学すると、周りは自分より成績優秀な学校を卒業してきた人ばかり。しかも、みんな性格も容姿も良し。こりゃぁ、さらに卑屈になる私でした。
オシャレすることは好き、メイクも覚えてきて、メイク道具を見るのも楽しい。
だけど、どうやっても「キレイ」ではなく、「可愛い…かな?」「理想と現実の違いとはこのことだ」というところ。

そんな学生時代を経て、就職。身だしなみに厳しい会社だったので、前髪はピンで止め、髪色も規定あり。仕事だからキッチリしていたけれど、本当はもっと自由にやりたかった。規則があれば、そこにハマっていけばいいだけだから、それはそれで考えなくていいから楽なの。でも、ハマりきれないけどハマったら楽だよーという、矛盾した自分の心。ここでも、基準は他人だった。見本になる人が見本じゃなくてどうするの、と。
だから、やっぱりニキビ顔は治らない。ただ、ちょっとだけ隠す方法をしったのが救い。

ただ、ビックリしたのは出産を機に、ニキビ顔がツルッとなったこと!
もう、ビックリもビックリ‼︎
10年以上顔にあったものが、鏡を久しぶりによく見た日に、
「どこいったけ?」となるのだから。
妊娠、出産を機に体質が変わるとは聞いていたけれど、ここまで目に見えて変化するなんて!これは、オシャレもメイクも楽しくないわけがない。ただ、子育てと日々の生活に追われて、オシャレもメイクも特別なものになったけれど。
その効果は、再就職をしてから発揮された。マターナルヘルパーとして働き始め、とにかく汗を掻く(掃除などがメインだったから)そうすると、必然的に眉毛だけ書くという毎日。そうしたら、「肌キレイだね」と人生初のお言葉を頂いた!

うっ、嬉しい。

こんなに自分がコンプレックスだったところを褒められるなんて。
ずっと、肌がキレイな友達を羨ましいと思っていたが、その友達にも
「肌キレイだよね、いいなぁ」と、言われることがあった。
人生でこんなに「ほんと⁈ありがとう‼︎」と、素直に自分の顔を最高‼︎と思う日がくるなんて。10代の私に言ってあげたい。
キレイになるよ!って。安心してって。

ただ、それも4年ほどだが。
今は多嚢胞性卵巣という、排卵が上手くいっていなくてニキビが頬とアゴにあって、人生初のニキビ治療中です。(これは明らかにストレスだと私は思っている)
でも、頑張って皮膚科に通っています。継続は力なり、と思って。

だけど、自分の顔が心底嫌だったかと思うと、そうではないのかもと思い始めている。
だって、ショートカットが似合うって最高じゃない?
この顔だから、明るい色の服が似合うって褒められたじゃない?
体の不調が表面化してくれたから、すぐ病院にも行って治療始められたじゃない?
私の笑顔を可愛いと言ってくれる夫がいるじゃない?(絶賛ケンカ中であるが(私が一方的に信頼していないだけか))
それに、若く見られるし笑。

なんだかんだ、自分の顔が好きみたい。

コンプレックスは、チャーミングな要素を連れて来てくれるのかもしれない。
ここがダメなら、それをカバーするのはこれだ!と。

そのカバーが、私には笑顔だったみたい。

Dearコンプレックス。最高の相棒になりそうね。